アルメニアと聞いて首をかしげる方も、ノアの箱舟が漂着した山として有名なアララト山のふもとの国、 といえば、ご存知ではないでしょうか。
その有名なエピソードに象徴されるように、〝世界最古のキリスト教国〟という冠を持つ国がアルメニアです。
南にトルコ、北にはロシアという地勢、イスラム世界とキリスト教世界がせめぎあう欧州の東側で、長い間、強国の支配の下にありながらも、独立した民族としての矜持と文化を保持し続けてきた稀有な小国アルメニアが独立し、日本と通商を結んでから今年で25周年。
それを記念して企画されたのが本書です。
著者は、アルメニア出身で日本在住の駐日大使。
アルメニアと日本の歴史と文化をともに肌身で知る著者が、アルメニアと日本とのつながりも含めて、さまざまな興味深いエピソードを紹介してくれます。
東ヨーロッパの旅路の楽しさを倍加させてくれる〝ガイドブック〟としてもご期待ください。
内容(「BOOK」データベースより)
この記事へのコメントはありません。